2016年6月11日土曜日

ワンデーアキュビューモイスト レポート - 1DAY ACUVUE MOIST -

ジョンソンアンドジョンソンの定番ワンデー、ワンデーアキュビューモイスト (1-DAY ACUVUE MOIST)。

コンタクトレンズ界の「宅急便」「バンドエイド」みたいな、ある意味多くの人に訴求できているブランドです。コンタクトレンズとして一つの標準ともいえるレンズで、シリコーンハイドロゲルではない従来のHEMA素材としては一つの完成形といった印象です。


おそらく国内で最も売れている従来素材レンズです。

従来のワンデーアキュビューでよく言われた乾燥感を低減するため、ラクリオンテクノロジーと呼ばれる技術で潤い感を強化しています。

表面の滑らかさ度合に関してはジョンソンエンドジョンソンのサイトによればデイリーズアクアよりも上回り、装用感が良いことをアピールしています。

パッケージ


アキュビューシリーズは青色をベースにしたシンプルなパッケージでシリーズ間でおおむね統一された印象です。MOISTの文字にうるおい感を出しているものと思われます。さり気なく右下に UV BLOCKINGの文字が。

国内パッケージは添付文書付きでラッピングされているため、その手の情報は開けてみるまで分かりません。

パッケージのデザイナーからするとどうなんでしょう、この扱い。

今回はアイルランド製のようです。
国内で手に入れた時も、海外通販で買った時も、いまのところアイルランド製が届いています。

ブリスターパッケージは真四角のカタマリ。
ジョンソンアンドジョンソン以外はブリスター形状に工夫がされていることが多いのですが、ここは相変わらずの四角形状で、切り離すときにフタ部分のアルミがうまく分かれないことがあったりします。
ジョンソンアンドジョンソンは全体的には保守的でもあり、良くも悪くもアメリカっぽい雰囲気を感じさせられます。

つけてみた感じ


今回はBC 8.5にしています。
実は以前このアキュビューモイストのBC9.0を使ったことがあるのですが、どうも目に違和感を感じたり目の中で折れてしまうことなどがあったため、眼科医と相談してBC 8.5にしました。

以前BC9.0で使っていたときは、ずれるし折れるし外れるしで最低のレンズだと思っていました。
ところがこれ、単にカーブがあっていなかったのかカーブがあっていたなら相性が悪かったのか、とにかくリピートするほどのものでもないという印象でした。
(ちなみに、いわゆるコンタクト眼科で検査してもらっての処方です)

その後、アルコンやクーパービジョンのレンズを使うと快適だったので、ひょっとするとカーブが少し小さくても大丈夫なのではないかという事に気づき、一般の眼科で「眼鏡・コンタクト外来」というものがあるところで見てもらい、BC8.5のほうが良いのではないかという結論になりました。

結論として、きわめて快適に使うことができています。

よくフィッティングがどうのとか言われますが、一日何人も見ているコンタクト眼科だとやればよしで手を抜くところもあるのかもしれません。再診になると儲けも大して出ないでしょうから、患者が文句言わなければそのままなんかと。(全部がそうではないと信じますけど)

コンタクトレンズを通販で買う場合はときどき近隣の眼科で診察してもらうことが必須だと考えています。
手軽に買うことができる反面、定期的な検査を受けないために、気がついたら失明寸前では洒落になりません。初診なら検診だけであれば1,500円でお釣りが来ます。眼科によっては1,000円ちょっとです。再診なら400円くらいです。これを高いと見るかは目のリスクを考慮して決めたほうが良いです。
検査とコンタクトレンズ処方箋発行は別に考えて、一般の顧客も扱う眼科で診てもらうのもひとつの方法です。

レンズそのものは薄くてあまりコシも無いため、指の上でややフニャります。
指にくっついたり丸まったりで、やや扱いづらいです。
アキュビューの特徴である「123マーク」によって表裏の判別はしやすいです。安心して装用できます。

装用直後の感じとしては、柔らかいレンズのため全体的な装用感は良いです。
個人的には最初の数分くらいは左目だけ明らかにレンズを入れているという違和感を感じましたが、気がついたら忘れていたという程度で、ある程度時間が経過すると目に合う感じです。

moistの名前のとおり、夕方になっても乾燥を感じません。日中は目薬いらずです。
デイリーズアクアで感じたレンズ下方よりのエッジに対する違和感もなく、つけ心地はいい感じです。概して疲れにくく、乾きにくいレンズです。

12時間くらい経過するとやや乾燥感が出てきます。
ただ、レンズのエッジを感じるようなことはなく、ここはデイリーズアクアに優っています。

BCの違いはかなり影響が大きいです。
眼科で処方箋を発行してもらう時、何も考えていないお医者さんはBC 9.0を発行してくるケースが多いような気がします。これまでかかったすべての眼科(コンタクト屋併設)ではJ&Jのレンズはすべて9.0でした。(モイストもトゥルーアイも)
今回は独立した眼科のメガネ・コンタクト外来みたいな日に行ってみたところ、BC 9.0とBC 8.5では8.5のほうが合うという結論になりました。
事実、8.5にしてみたところ以前からのアキュビューモイストの印象がガラッと変わりました。

外しにくさはデイリーズアクアを難なく外せる人ならば問題ないかと思います。
アキュビューモイストもやや滑るとは思いますが、デイリーズアクアを外しにくいという記述はよく見かけるものの、モイストが外しにくいという意見はあまりみないので個人的な得手不得手かも知れません。

その他


Dk値は従来型レンズなので高くありません。とは言え、レンズ厚が薄めのため、Dk/L値が33.3と酸素は比較的通りやすい印象です。

J&JのワンデーはBC 9.0とBC 8.5が用意されています。(一部は除外)
なんとなく9.0を選ぶ人が多い気がしますが、私はBC 8.5のほうが圧倒的に合いました。
眼科医でも緩めのカーブ寄りにするかキツ目のカーブ寄りにするかは好みがあるのでしょうし、実際の目のカーブとの相性もあり一概には言えないものの、BCはやや小さめのほうが装用感が良いことが多いです。

アルコンのフォーカスデイリーズシリーズでもBC 8.6のアクアのほうが、BC 8.7のアクアコンフォートプラスよりも合うような感じがしています。(このくらいの差は気分の問題かも)
目のカーブに近いほうが装用感もよく、エッジで目を傷つけるリスクも少ないしで、眼科できちんと測ってもらったうえで結論を出したいですね。

1度だけ目のカーブに合わないロットだったのか形が不良だったのか、片目(左目)だけ瞬きのたびに少しずれる感じがするものがありました。光にあてて反射させるとごく小さい空胞部分があるようで、これが違和感の原因のような気がしています。ほかのレンズではこういうことが無かったので、もう一度出るようであればアキュビューモイストとの相性かもしれません。

アキュビューモイストとトゥルーアイは今では国内のサイトから処方箋なしで買うことができます。すぐ届くので「あ、コンタクトレンズ切れてた」という事になっても手に入れやすいのがありがたいです。

もっとも、この辺りになってくるとクーポン割引などを使うと店頭販売と価格差がなくなってくるので、検診ついでに街のコンタクト屋さんで購入するというのもありかもしれません。

基本スペック


販売名:ワンデー アキュビュー モイスト
タイプ:1日交換、終日装用
分類:グループIV(イオン性高含水)
DIA:14.2mm
BC:8.5mm
含水率:58%
Dk値:28
Dk/L値:33.3 @-3.00D
中心厚:0.84mm @-3.00D
USAN:etafilcon A
製造:Johnson & Johnson Vision Care, Inc.(米国)または Johnson & Johnson Vision Care(Ireland)(アイルランド)

世界初のワンデーコンタクトレンズ「1DAY ACUVUE」の改良版。
ラクリオンテクノロジーによって、保湿成分をレンズ内に閉じ込めていて終日潤いをキープ。UVカット機能もあり人気の高いレンズ。
あまりコンタクトレンズに興味が無い人でも「アキュビュー」は知られていて、ワンデーコンタクトレンズにおけるひとつのスタンダード。

最近はおなじジョンソン&ジョンソンのトゥルーアイに押されている感がありますが、シリコーンではない従来の素材では人気の高いレンズです。

2016年6月6日月曜日

フォーカスデイリーズアクア レポート - Focus DAILIES AQUA -

日本アルコンから発売されている「フォーカス デイリーズ アクア」(Focus DAILIES AQUA)。

通販でも、店頭でもとにかく入手しやすいコンタクトレンズで、むしろ扱っていない業者さんあるのかなというくらいです。

国内ではジョンソン・エンド・ジョンソンのアキュビューシリーズの後塵を拝しているようですが、装用感や見え方は大差がないように感じます。

価格も1,200円くらいで買えたりすることがある安価な部類ということもあり、長年コンタクト生活を送っている人であれば一回は使ったことがあるのではないかと。

2005年にそれまでのデイリーズを改良して発売された製品です。
前身のデイリーズは1998年から販売されていて、その製品と基本的な素材や技術は変わっていないそうですから、もう20年近く前の技術で作られているレンズです。

流石に生産機械は入れ替えているでしょうが、設計などの初期費用についてはすでに償却できているということも安価に提供できる一因でしょうか。

僕は好きです、このレンズ。

安くてまさに「使い捨て」レンズという感じですし、装用感も悪くない。
グループIIの非イオン製レンズはイオン性のレンズに比べ汚れのつき具合が1/300なんだとか。

「つるつるして外しにくい」という声もちらほら見かけますが、慣れればそれほど外しにくいとも感じません。

そんなにつるつるするくらい表面が滑らかという事は瞼に与える負担も少ないのではないかと前向きに考えています。

パッケージ


商品名に「アクア」がついていることもあり、みずみずしい青色パッケージ。
これは日本国内のパッケージです。まぁ、目立ちますよね。

デイリーズアクアの名前のとおり、「水」を意識したストレートなパッケージです。
アルコン(旧チバビジョン)は濃いブルーから緑がかったブルーが好きですね。

国内で購入すると添付文書がラミネートされています。


せっかくパッケージでデザインしているのに、売り場ではあまり意味ない感じになってしまいますね。

ちなみに、同じ製品が海外では単に「デイリーズ」として売られていて、同じレンズが白い箱に入って売られています。

なぜかこの白い箱の海外パッケージにも日本向けの説明と承認番号の記載があります。
デイリーズアクアコンフォートプラスは海外と共通しているパッケージですので、デイリーズもこのデザインを使うこともできるようにデザインしたのでしょうか。


国内の正規流通品は外箱が日本専用と思われ、蓋をあけると日本人向けに細かな説明が書かれたりしています。

送料などを考えると国内サイトから購入するほうが良い気もしています。

それにしても、なぜコンタクトレンズの箱は開けにくいのでしょうか。
たいていは少し破れます。

ブリスターパッケージはイタリアデザインの巨匠、ミケーレ・デルッキによるものとか。左右非対称の独自のパッケージで、開けやすい方だと思います。

アルコンのブリスターパッケージは切り離しやすく開けやすい秀逸なデザインです。
コンタクトレンズが入っている部分も完全な円形ではなく、切り離しやすさ、取りやすさを考慮しているものと思われます。

添付文書によるとドイツ製とシンガポール製があるようですが、私のレンズはシンガポール製でした。

つけてみた感じ


デイリーズアクアはそれほど薄いレンズではないので、取り出す際の取り扱いが楽です。

ただ、このレンズはときどき表裏が逆になっていることもあるので注意が必要です。
おまけに表裏の判断がしにくく、アキュビューのような印もついていないので初めての人には厳しいところがあるかもしれません。

そういえば、チバビジョンから出ていた以前のデイリーズアクアの保存液は独特な酸っぱい感じの匂いがしました。最近購入したアルコンブランドではそれが感じられません。何か変更があったのでしょうか。

着けてみるとワンデーコンタクトレンズの中では小さめのDIAのためなのか、エッジもあまり気にならず、着け始めの装用感は軽い感じがします。

1時間も経過すると着けていることを意識しなくなる時もあるくらいです。8時間くらいまではほとんど違和感を感じることがありません。
体感的にはエッジの処理がスムーズで目の中で違和感を感じるシーンが少ないです。

レンズ厚0.1mmと使い捨てコンタクトレンズとしては厚めの部類ではありますが、柔らかいレンズのためか厚さを感じるようなことは無く、むしろ数字を知るまでは薄いレンズかと思っていたくらいです。

12時間くらい経つと、乾く感じは少ないものの、コンタクトを着けている感が感じられるようになり、少し目が疲れるます。日によっては左目でいえば向かって時計の4時から6時あたりのエッジが強く感じられます。一日を通して曇るような感じは受けません。

オフィスワーク中心の仕事をしているので部屋は乾燥しているはずですが、含水率高めの割には乾燥しない感じで、乾燥度合いは上位バージョンの「AquaComfort PLUS」との違いが判らないくらいです。(そもそもの素材は一緒だしネ)
DIAも小さいし、カーブもこちらのほうがきついのでズレにくいという利点があります。

このレンズ、外しにくいということで有名ですが個人的にはそれほどかなとも思っています。

滑るには滑るにしても、一度コツをつかんだら簡単に外すことができるので、そのコツをつかむかどうかかなと。指の腹で両サイド寄りをちょっと押すような感じで掴むと「スポッ」という感じで目から外れます。

最近は目に優しい気がするのでコンタクトを外す前に目薬をさしています。潤った状態だと少し滑りますが取り外しができないということも無いです。

Dk値26という数字については、シリコーンハイドロゲルの100オーバーに見慣れてしまった今となってはイマイチ感が出ていますが、20以上あればDk/Lについては大きな問題にならないという意見もあります。

コンタクトレンズを着けたまま寝てしまうなんてことがなければ日中ダメージを感じることは無かったです。

ちなみに、転寝でもしてしまうと起きたときに強烈に痛さを感じるので要注意です。寝てしまうリスクがある人は確実にシリコーンハイドロゲル製のほうが良いです。

その他


デイリーズアクアの添付文書にはDk値(酸素透過係数)しか記載されていません。-3.00Dの場合中心厚0.1mmなので、Dk/L値を計算すると26になるはずです。それ以上の屈折率になれば当然Dk/L値が下がるはずで(中心部分以外は厚くなる)、強度の場合は少し酸素透過率が下がるため、どちらかというと弱度近視の人がお手軽に使うレンズ、という位置づけかもしれません。

シリコーンハイドロゲルが登場するまでは、酸素透過率をあげようとすると含水率を高めなければならず、含水率が上がると乾燥しやすいというなかなか厄介な問題がありました。

デイリーズアクアより安価なレンズも売られていますが、旧来の製品と考えられるグループI(非イオン低含水)のレンズが多く、酸素透過を水に頼ることができない製造業者は「乾燥しづらい」を売りにしているようです。

レンズの構造によって乾燥しないといっても、素材自体は酸素を通さないため、角膜に酸素を届けるために重要な水分が不足しているということですから、これは対策が取りようがない分、長時間の装用は個人的には避けたいと思っています。

これまでいろいろなコンタクトレンズを使ってきましたが、装用中に目の中で割れた(切れた)のはフォーカスデイリーズだけ(過去2回あるのでおそらくレンズの性質かと)。水分が多いということはそれだけ水以外の材料割合が少なく、また少し厚手のレンズであるため引っ張られるような状態になると切れやすいのかもしれません。AquaComfort PLUSのほうは目の中で折れたりずれたりと散々な経験もあるので、このシリーズの形状安定性は低いのかなと思っています。

取り外しにくいと言われるつるつるとした表面は、装用時にはまぶたの負担を下げているとも考えられます。コンタクトレンズを外すのは通常1日1回しかありませんが、瞬きは何度もしていることを考えると、つるつるするレンズは安心感のひとつにもなります。

冒頭にも書きましたが、慣れればそれほど外しにくいというわけでもないので、レンズ表面が滑りやすいというのは利点のほうが大きいです。

トータルで見るとよいレンズかな。
グループIのレンズよりちょっとだけ金額が高いぶん酸素の通りもよいし、着け心地も悪く無い感じです。個人的には体質と合うのか乾燥も少ないので、価格を基準にして選ぶならこのレンズかなと思っています。

基本スペック


販売名:フォーカス デイリーズ(デイリーズ アクア)
タイプ:ワンデー、終日装用
分類:グループII(非イオン性高含水)
DIA:13.8mm
BC:8.6mm
含水率:69.4%
Dk値:26
Dk/L値:26 @-3.00D
中心厚:0.1mm @-3.00D
USAN:nelfilcon A
素材:PVA
製造:CIBA Vision GmbH(ドイツ)、または CIBA Vision Asian Manufacturing and Logistics Pte. Ltd.(シンガポール)

街のコンタクト屋さんでも、通販でも、手に入れやすいレンズです。
いまとなってはあまり性能的な特長が無いので、市場価格も抑えめで、ネットでも大手メーカー品としてはいちばん安価な価格帯で販売されています。
ワンデー初めての人にも優しいような売られ方をされているのに、取り外しがしにくいといわれるビギナー向けなのかなんなのか微妙なレンズです。

2016年6月5日日曜日

眼科検診の重要性

コンタクトレンズを買うためには、眼科で検診をして処方箋をもらうことが一般的です。

ただ、法的には処方箋がなくてもコンタクトレンズを買うことができるため、処方箋なしで購入できるオンラインショップがたくさんあります。

では、こういう通販ショップで買うのは危険なのでしょうか?

コンタクトレンズはどこで買っても商品は同じです。

コンタクトレンズ製造は設備産業なので、各ブランドとも世界に工場を1つ2つしか有していません。このため国内正規品でも海外からの個人輸入でもおなじ工場で作ったおなじ製品ということがほとんどです。

強いていえば国内正規品であれば「コンタクトが割れていた」「入っていなかった」など不良品があった際にサポートが受けられるということでしょうか。

どこで買うにしても眼科検診をしっかり受けることが大切です。
逆に言えばきちんと検診を定期的に受けていれば、購入する場所はどこでもよく、安いところでまとめて買えば良いと思います。

街の眼科に検診をお願いすれば初診料込で保険診療1,500円程度ではないでしょうか。コンタクトレンズを購入するための再診だと400円弱です。
コンタクト屋さん併設よりも、コンタクトを併売していないような街の眼科の方がフェアな気がしています。

1dayを何日間も使い続けたり、2ウイークをきちんとお手入れしなかったがため、失明もしくは失明の手前まで行ったケースをブログで公表している人がいます。
おかしいと感じたらすぐ眼科に行くのはもちろんですが、定期に検診をしていれば大事に至る前に発見できる確率が上がります。
一生使う替えの効かない目のチェックを3ヶ月に1度行うためのコストは牛丼一杯なみの価格です。

流石に眼科は毎日目を診察しているわけで、異変があれば気がつくと考えられます。
医療ミスなどにより見逃される可能性もなくは無いですが、だからといって眼科の検診を受けない理由にはならないと思います。

目は取り換えが効かない(まぁ、角膜移植とかあるみたいですが)ため、3ヶ月に一度くらいはかかりつけ医で見てもらうのがいいのかなと。
1月あたり200円でお釣りが来ますから、年間2,000円もしません(眼科によってや検査の内容によって高くなることもありますが)。角膜潰瘍になったりアカントアメーバにやられたりすると一瞬で数十年分の費用がかかります。(治療費、入院費、入院中の所得減)

私自身は、自分の目の価値はそれよりもずっと高いと思っていて、コンタクトをしている期間は最低でも3か月、長くても6ヶ月に一度は検診を受けています。

コンタクトレンズをするということは目の中に異物を入れる行為です。
検診は絶対に受けるべきだと思っています。